【完全版】Amazon規約・ルールのまとめ。

今回はamazon販売ルールについて説明します。

私自身5年間 Amazonせどりをやっていますので、 Amazonの規約というものは把握していますが、 Amazonで販売して行く上で絶対に抑えておかなければならないことは、せどりを始めたばかりの方であればわからないと思います。

私自身、危ない経験をしました。Amazonから警告を受けることもありました。Amazonアカウント1つ潰れるだけで、 せどりビジネスが瓦解してしまいます。Amazonの規約は非常にボリュームがあります。

今回は凝縮して絶対に抑えてほしいことを説明します。

せどパンダ

そんなにたくさんあるの?
なんか怖いな・・・

重要なところをまとめて説明するね!!

館長

Amazonの出品ルール

まずはAmazonが求めている出品者の行動規範について理解する必要があります。Amazonを利用して販売をして行くと、Amazonの顧客数千万人もの人数に対して、商品を出品して行くことができるわけです。このことから、お客様に対して公正かつ信頼のおける出品者であることが私たちには求められています。

Amazonが定めている出品のポリシーや規約、他にもガイドライン、このようなものは全てこちらの出品者行動規範の原則に則った上で作られています。これは大切なことですので、この画面を確認してしっかりと理解をして行きましょう。

販売商品の問題

禁止商品を販売してはならない

例えば、 バタフライナイフのような刃物・医師の処方が必要なもの・ 第3類とか第2類医薬品、このようなものは出品してはいけませんというものになります。これはAmazon規約だけではなく、法律にも違反しているものの出品です。薬機法・ 銃刀法です。これらの違反になっているものは出品してはいけません。

並行輸入品を正規輸入品として販売してはならない

並行輸入とは海外の正規店からメーカーではない第三者が仕入れた商品のことです。並行輸入は、国内での保証がつきません。並行輸入品を正規輸入品として販売すると、Amazonとしてもその商品がちゃんとした正規品だと担保できないので、 並行輸入品と正規輸入品は分けて販売しましょう。

知的財産権の侵害・商標権の侵害をしてはならない

知的財産権・商標権の侵害というのは、 どの商品が該当するのかは、把握するのが難しいです。一般的でいわれるものであれば、 サプリや健康食品の初回無料の商品はほぼアウトと思ってください。よく0円仕入れやアフィリエイトで、 ありがちな商品ですが、 絶対にAmazonで販売してはいけません。 メルカリでも、メーカーから警告が来たりするので、 利益のためにリスクを負うようなものではないです。

Amazonで売ると危険な商品については他の記事にまとめていますので、ご覧ください。

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出品に対する問題

同一商品の重複販売

まず、同一商品の重複販売をしてはいけない、というルールです。新品の全く一緒の商品をskuを分けて販売してはならないというものです。

よくあるミスとしては、自己発送を商品をしている状態で、 その自己発送商品を取り下げるのを忘れてしまって、FBAにも発送してしまったという場合です。そうなると・・・自己発送として出品もしているし、FBAのプライムマークがついた上でも出品している状態となります。そういう状態が【重複販売】と言われます。

これはカートアルゴリズムを不正に操作しているものと判断されて、 Amazonアカウントに 悪い影響を 及ぼしかねないというものになります。これは悪い気が無くても起こりえるものになりますので、 しっかりと注意をして行きましょう。

 FBA納品時の規約違反

FBA納品時に起こりうるミスとしては、 要期限商品の納品です。例えて言えば、賞味期限・消費期限・使用期限のように 期限が定められている、食品であったり、 プリンターのインク、 または化粧品といったものが該当商品です。

消費期限の日にちを間違えたり、期限が近いのに FBA倉庫に送ってしまった等、アカウントのリスクにつながりますので、しっかりと注意しましょう。

アカウント運用の問題

複数アカウントの運用

これは個人がアカウントを複数取得してはならないというものになります。

これはAmazonの規約で明確に記載があります。出品者の禁止活動及び行為ならびに遵守事項というページにあります。

よくあるケースとしては
「アマゾンってだいぶ出品規約が厳しくなってきたから、 複数アカウントを作ろう!」とこういう人は後を絶ちません。そして実際にやっている人もおりますが、かなりグレーです。

一般的には「名前」「住所」「 電話番号」「クレジットカード」「 ipアドレス」、 こちらが明確に分かれているのであれば大丈夫だといわれていますが、正直なところ 本当にそれがセーフなのかどうかすらわかりません。

単純にバレてないからセーフなのかもしれませんし、 ここに関しては私もはっきりとしたことを言うことはできません。私が推奨するのは1つのアカウントを しっかりと育てていきつつリスクを避けるように安全に運用していくことを強くオススメします。

Amazonとしても【お客様に対して安全で信頼のおけるような販売】を行なっている出品者をわざわざアカウント停止にするわけはありません。だからこそ、しっかりと規約やイドラインを しっかりと理解して遵守していくことこそが大切です。

ちなみにですが、 フリーwifiでセラーセントラルを開いたらダメというのを聞いたことはありませんか?また、【誰かのパソコンを借りてログインしたりしたらいけない】というのも、つまりは複数アカウントだと判断される可能性があるからです。

評価の不正操作

特にAmazonでせどりを始めたばかりの方であれば、 評価は当然「0」です。この評価というのは本当に大切で、 最初は新規出品者と、Amazonの中でもカテゴライズされています。

Amazon側としても、 新規で出品して来た人よりも、今まで多く取引をして評価が高い 出品者の方を優先して売った方が、 普通に考えると安心しますよね。 そういったこともあり、新規出品者はカート取得率が低いと言われています。

そういうこともあって、家族や知人や友人に商品を買ってもらい、評価をつけてもらうということをしている人がいますが、それは規約違反となりますのでやめましょう。

このような感じです。

例え、不正レビューをしてしまった直後に警告が無くても、 何週間後または何ヵ月後になって指摘されるケースもあります。

いち早く、「新規出品者」を取り払いたいという気持ちは理解できますが、 末永くAmazonというプラットフォームでお金を稼いでいきたいのであれば、このリスクをとるべきではありません。地道に お客様に満足いただけるように 商品をたくさん販売して行く、 そうやって評価を積み重ねていきましょう。

Amazon規約 URLまとめ

◆出品者利用規約および出品者行動規範

https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/G1801?language=ja_JP

◆出品者の禁止活動および行為、ならびに遵守事項

https://sellercentral.amazon.ca/help/hub/reference/external/200386250?ref=efph_200386250_cont_1801&locale=ja-JP

◆プログラムポリシー

https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/help.html?itemID=521&language=ja_JP&ref=ag_521_cont_SNV3657R94YP9DZ

最後に

Amazonの規約やガイドラインというのは、気を付けるべきが本当に多いです。

しかし、 「知らなかった・・・」というだけで、それまでどれほど規約遵守してきたかたでも大ダメージを負ってしまうのがせどりの難しさです。今回の内容をしっかりと理解して、安全にせどり事業をしていきましょう。

だからこそ


-法律・ルール関係, ◆せどりマニュアル, 2.押さえておくべき知識, 5.法律・ルール