この記事では、自己発送を最安で活用する方法について説明していきます。
Amazonで販売し、自己発送している人は、手間と発送料は減らしたいポイントだと思います。Amazonですでに自己発送している方はわかると思いますが、自己発送するためには色々とお金がかかります。
自己発送は意外にもお金がかかってしまうのです。
自己発送でかかるお金
梱包資材(段ボール、ガムテープなど)・発送料金 など
商品をどうやって梱包すればいいの?
お金と手間がかかって、利益は出るの?
このようにお悩みになる方もいるのではないでしょうか?
今回は自己発送のポイントについて深堀していくよ!
◆自己発送する方が儲かる場合はどんな時か
◆具体的な発送方法や種類
◆発送方法の使い分け
◆自己発送にオススメの資材
それぞれについてお話していくよ!
自己発送する方が利益が出るケース
FBA発送の方が「手間もかからないし、便利だ!」という方は多いと思います。AmazonのFBAを使って発送した方が安く済む場合が多いです。
しかし、自分で梱包して、自分で発送手配をする、自己発送を行うことで結果、利益が多くゲットできる。という場合があります。
ポイントは
①商品の大きさ・②せどりのやり方に応じて、
発送を区別する必要がある。
①商品の大きさ
どういう大きさであれば、自己発送の方が安く済むのかというと
「小さいものかつ薄いもの」
自己発送といっても多くの商品がありますので、明確に何センチっていうのは言えないのですが、
例えば
✔︎本・雑誌
✔︎ゲームソフト
✔︎ゲームのコントローラ
これくらいのサイズ感のものであれば、自己発送したほうがよいです。
②せどり手法
自己発送の方が利益が出るせどり手法、それはトレンドせどりです。(すぐに売らなければ、値崩れする商品)例えば、今この瞬間にテレビでこの商品が紹介され、たくさんの方がこの商品を買おうとなったとき、需要と供給のバランスが崩れて、プレミア価格になります。
そのようなトレンド商品をFBA発送で販売するためには、
商品梱包・納品→到着→受領→在庫反映というステップになりますが、早くとも2-3日はかかります。
その間に、値段が定価近くまで戻ってしまったら、赤字になってしまう可能性があります。当日に販売して発送していたら、利益を取れていた可能性があります。
このように
商品の大きさとせどり手法によって、
自己発送をした方がよいものがあります。
具体的な発送方法や種類
具体的な発送方法や種類についてお話します
まず、発送会社についてです。
・本業仕事後でも、受付間に合うもの
・労働量に見合った利益が上乗せできる
せどりを副業でされている方が多いと思いますので、上記に当てはまるよう厳選してお話します。
ヤマト運輸
ヤマト運輸を使う最大のメリットは、割引が大きいです。
【割引の説明】
・持ち込み割・・・100円割引(クロネコメンバーズに登録してるとさらに50円割引)
・クロネコメンバー割・・・10、15%割引。
クロネコメンバーだと、先に入金チャージする必要があるのですが、下記の割引を受けることができます。
1回あたり3,000円チャージ→10%の割引
1回あたり50000円チャージ→15%の割引
せどりスタートアップ時に、突然5万円現金がなくなるのも大きなことですので、まずは少額チャージで3000円チャージして10%というところからスタートすることをオススメします。
たくさん発送する予定がある、またはすでに注文が来ているという方は迷わずBIG割引の5万円チャージを活用すると良いです。
・デジタル割・・・60円割引。
本当に便利なもので、アプリやLINEで発送情報を入力して、ヤマトの営業所にある猫ピットという端末を使って、送り状を発行できます。これを使って割引を受けることができます。
以上の割引を使うと
最大15%と210円の割引を受けることができます。
ヤマト運輸でおすすめの発送方法
宅急便コンパクト
宅急便並みに早く届けてくれますが、「安くなる分、大きさには限りがあります!」という発送方法です。
サイズ感は以下です↓
これは専用ボックスで、1個70円(税込み)かかるので注意が必要です。
簡単にシミュレーションしてみると、
同一県内に発送する場合
東京→東京(最大302円割引)
通常610円に箱代金70円=680円
割引されて、378円(BIGでなければ、409円)
東京→大阪(最大309円割引)
通常660円に箱代金70円=730円
割引されて、421円(BIGでなければ454円)
もちろんお住まいによって、遠ければ遠いほど、値段は変わっていきます。
宅急便コンパクトは、閉じればよいとは言われますが、営業所によって対応はことなるので、厚さがありすぎる場合は自己責任となりますので、ここについては注意していきましょう。
日本郵便
日本郵便は大変便利なので、しっかり押さえていきましょう。
クリックポストとレターパックプラスについて説明していきます。
1.クリックポスト
全国一律185円の送料です。追跡番号付の発送方法で、沖縄から北海道に発送しても185円です。控えめに言って最強です。
ただし当然、要件やルールはあります。
まず以下のサイズを守らなければいけません。
特に厚さ3cmはマストで守らないといけない部分です。
上記のサイズで発送できるものであれば、迷わずクリックポストで発送するのがオススメです。箱はご自身で用意しなければいけません。
インターネット上で、発送先情報を入力して、印刷して、貼り付けるスタイルです。
クレジットカードの決済可能です。クリックポストの良いところは郵便ポストに投函するスタイルなので、仕事からかえって、夜に梱包して夜中に発送するっていうときも、時間・場所を選ばず、発送できるのが最高に良い点です。
本や雑誌、ゲームソフト、カードゲームなど多くの商品に対応しているので、せどりを今後あなたがやっていく上で、この発送方法については、100%押さえておきましょう。
注意事項としては、
速達扱いではありませんので、早めに到着させないといけない急ぎの商品であれば、別の発送方法を選びましょう。
2.レターパックプラス
520円で全国一律発送してくれるというもの。クリックポスト同様全国どこでも一律料金です。
サイズ感としては、
厚みに限りがないので、3cm以上でも5cm以上でも、封さえできれば発送可能です。
発送方法の使い分け
発送方法の使い分けについて話していきます。
上記でお話した
ヤマト運輸の宅急便コンパクト
日本郵便のクリックポスト
日本郵政のレターパック
これらのサービスをどう使い分けていくかについて、解説していきます。
まず大きな基準は1つ。
商品の厚さが3cm未満かまたは以上か。
厚さが3cm以内のもので、急ぎでない商品
→クリックポスト185円で発送するのが鉄板です。
厚さが3cm以上のものは、
→宅急便コンパクトかレターパックプラスのいずれかを使用しましょう。
近場であれば→宅急便コンパクト
発送先が遠いところであれば→レターパックプラス
このように使い分けると非常に割安で発送することができます。
ただし、実際にかかる費用はヤマト運輸のHPで、価格のシミュレーションはできますので、レターパックプラスと比較して、どちらが安いか高いか、確認をして
発送方法を柔軟に変更していきましょう。
【参考】ヤマト宅急便コンパクト料金シミュレーター
https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/search/payment/simulation.html
自己発送にオススメの資材
自己発送についてお話ししてきましたが、自己発送は手間がかかってしまうというデメリットもあります。しかし、発送業務をより簡素化・効率化できればストレスを少なくせどりを行っていく事ができます。
発送業務を効率的に行うために「自己発送に便利な資材を5つ」紹介したいと思います。
⒈クッション封筒
これは私が一番使っている梱包資材です。ポリ素材・紙生地があります。クッション封筒の良いところは、クリックポストでも宅急便でも両方使える便利さとクッションになっているため耐久性が高い点です。
また段ボールを使うより、資材費は下がりますし、保管場所も取らないのでかなり便利です。
⒉シール剥がしスプレー
店舗せどりをしていて、こう思いませんか?
・値札シール剥がすの大変
・万が一表面破れてしまったらどうしよう
それを解消するのが、この雷神というシール剥がしスプレーです。この世にはいろいろシール剥がし系のスプレーがありますが、これが最も性能が良かったです。
シール剥がしを何も使わず行っている方、おすすめです。
⒊包装袋
この世に流通している商品は、とても多いです。綺麗な形から奇抜な形まで、本当に様々です。
そんな中、クッション封筒やよくある正方形の段ボールでは、入りきらないものは数多あります。
そこで役に立つ役に立つのがこの資材です。これは80サイズくらいのものであれば、ほぼすべてのサイズに対応できるのではないかと思います。
ただ、弱点は耐久性の低さです。万が一、発送会社の倉庫でポイって投げられるようなことがあればひとたまりもありません。この惨劇を回避する為に、緩衝材で事前に巻く。などの対策が不可欠です。
⒋クリックポスト用の段ボール
クリックポストは、厚み3cm以内という、大きな壁があります。その厚みに耐えられる上に、素材がしっかりしているので、耐久性が高いです。そして、クリックポストで発送する最大サイズが入りますので、封筒に入れるより、容量が大きく発送できます。
生地が段ボールなので厚さ計測の際に、滑りが良いため、多少膨らんでいても通りやすいです。段ボール生地で丈夫なので、お客様にも喜ばれますし、かなり便利です。
⒌巻きダンボール
この資材に出会って、梱包の概念が覆った くらいのインパクトがありました。それが巻き段ボールAmazonやメルカリとかで既に自己発送を経験をしている方は、「たまに商品の形が奇抜すぎて、段ボールに入り切らない」このような経験ありませんか?
そんな時に大活躍するのが巻き段ボールです。段ボール生地ならではの防御力とサイズに柔軟に対応できるのは本当素晴らしいです。いちいち多くの種類の段ボールを持つ必要も買いに行く必要もありません。
1梱包あたりの資材費が安く済むのもメリットです。
最後に
商品の種類や大きさによって、どのサービスが一番適しているのか見極めることが必要です。毎回どの発送方法・資材を使おうか迷っていると、労力になりますので判断するポイントを抑えて効率的に自己発送をしていきましょう。
自己発送にかかる一回の料金は、そこまで大きな額ではないかもしれません。しかし、その数が増えていくと適した方法で発送していかないと「大きな損失になってしまう」という意識をしていきましょう。