今回の記事はクレジットカードを使う上で押さえておくことを説明します。
せどりにおいて、多くの人はクレジットカードを使って仕入を起こします。クレジットカードは本当に便利なもので、せどらーにとっては必需品と言っても過言ではありません。しかし、何も考えずに、使用している人が多いのではないかと思います。
クレジットカードは何も考えずに使用してるよ!何がいけないの?
クレジットカードの使用には注意があるのです!
今すぐではなくても、後に大惨事ということにならないために、徹底的に解説します。
はじめに
せどりというビジネスの唯一の欠点ですが、基本的に仕入れをしないと販売ができないという事です。つまり、在庫を持つという事です。そこで、クレジットカードを用いることにより、商品仕入れに使用したお金を先延ばしする事ができるわけです。引き落とし日に、販売した売上額で支払いをするという流れです。
ここまでは大多数の方は理解できていると思います。その上でクレジットカードをせどり用で使う場合に絶対に注意すべきことがあります。
それが・・・クレジットカードの使い分けです!!!!
皆様に質問です!クレジットカードを個人用とせどり用、混ぜて使っていないですか?
しっかりと分けていない方は危険です。
使い分けのメリット
クレジットカードを2枚以上持っている方は、個人用とせどり用でクレジットカードを使い分けをした方が良い理由があります。
経理処理が楽になる
これがどういうことかというと、生活費の決済とせどり仕入れの決済を混ぜてしまうと、経理処理するときに『クレジットカード明細にヤマダ電機が何個かあったけど、これせどり用?、私用で購入したもの?』というような状況に陥ってしまいます。お金を稼ぐ為にせどりをしているのに、このようになると経理処理に時間がかかってしまいます。
ビジネス用と個人のクレジットカードは分けましょう。また、個人の財布とビジネスの財布も分けていた方がいいです。
支払日をずらすことができる
例えば、月末〆の翌月25日払いのカードがあり、このカードを月末に使ったとします。逆算していくと、Amazonの入金間隔が2週間ほどなので、27日のクレジットカード支払いに間に合わせようとすると、正味3週間以内には出品してFBA倉庫に入れて、売り捌く必要があります。出品作業を後回しにするだけでも、危険度が高まります。しかし、締め日・引き落とし日の違う二つのカードで仕入れを行えば、資金の余裕が生まれます。
【例】
・月末締め→翌月27支払い
・15日締め→翌月10支払い
この二つのカードを持っていれば、一つのカードで全て決済せず、締め支払日の異なるカードを使うことで、結果支払額を分散できます。故にキャッシュフローをリスクヘッジできるわけです。
この場合は、
・月末締め→翌月27支払い...1日〜15日
・15日締め→翌月10支払い...16日〜30日
このように使う日によってクレジットカードを変更すると、支払日を最も長く先延ばすことが可能です。万が一回転が遅いなどの問題が起きた時にリスクヘッジできます。特に初心者段階で資金に余裕がない方は、キャッシュフロー事故を起こさない為に、とても重要なので抑えておきましょう。
まとめ
初めのうちは利益率は低くても高回転商品を回して、資金を膨らませていくことが大切です。せどりはそこが要です。クレジットカードを用いることでそれが可能になります。しかしながら、キャッシュフローは最重要です。仕入予算を考え、仕入れの基準を設け、商品を売る。いわゆる出口戦略を考えなければ、実力は身に付きません。
クレジットカードの使い分けでキャッシュフローのリスクヘッジできるので、根本的なスキルも併せて身につけていきましょう。