今回は初心者せどらーが見落としがちな危険な商品について説明します。
せどりは「知らない」だけでリスクになることもあります。「Amazonで商標権で警告されました。どうすればいいでしょうか?」このような相談をいだだくこともあります。そして、実際にその商品を見ると確かにダメな商品がありました。スタートアップや初心者の方は、危険な商品というのを見分けるのがなかなか難しいのが現実です。初心者段階でアカウント止まってしまったよ、という方もいます。アカウント停止の状態から無策で復活するということは本当に厳しいものがあります。
じゃあどうすればいいの?
回避する方法はないの?
回避する方法は、
パターンを知っているか?それだけなんだ
危険な商品について解説していくよ!
危険な商品の特徴
出品者の中にメーカーがいる
例えば我々がメーカーの立場であれば、自社商品の価値を意図せずに下げたり上げたりすることは、物凄く嫌なことだと思います。万が一自社の認めていない商品でトラブルがあれば嫌ですよね。このような前提もあり、メーカーの目が届くところで相乗り出品などをしていたら、それは商標権などのトラブルに発展してしまうということです。
こちらの画像をご覧ください。
出品者がメーカーの直販ショップであることが明確です。たとえ、現時点でこの商品に10人20人と出品者がいたとしても、公式ショップやメーカー直販が出品していたら、手を引くのが無難です。初心者段階では、単品で上げられる利益というのは多くないので、このような商品群はギリギリを攻めるほどの価値はありません。初心者のうちは、このような特徴の商品は手を引きましょう。
出品者数が急に減っている
これも要注意です。例えば50人くらい出品者がいて2〜3日で5人くらいになっているイメージです。keepaのグラフでそのようになっている商品は非常に危険です。メーカーが出品者全員に警告をしている可能性が高いです。
こちらの画像をご覧ください。
こちら出品者の推移のグラフなのですが、急激な変化が見て取れます。どんなに売れ行きの良い商品でも急激に15人や20人減ることはあまり考えにくいです。このグラフから権利者からの警告があったことが考えられます。注意しましょう。
出品者が長期間1人だけ
こちらのグラフをご覧ください。
この1番下のグラフが出品者の推移なのですが、長期間において出品者数が1人であることがわかります。一見すると、価格も安定・ライバル1人・アツい商品!と思いがちですが、このような商品は往々にして、出品者がメーカー直販ショップまたは正規代理店であることが多いです。基本的に手をつけない方が良いです。このようなグラフの商品を見つけたら出品者が誰なのか?という事を確認しておきましょう。
最後に
危険な商品の特徴というのは、利幅も取れてライバルが少ないと見えてしまいますので、まだ右も左もわからない状況だと手を出してしまいがちです。なので、keepaのグラフを見て出品者の過去の動きを確実に見ていきましょう。私自身、この危険な商品を判断できなかったために、過去4回ほど警告を受けました。アカウント停止まで至ることはありませんでしたが、警告を受ける度、苦しい思いでした。
Amazonせどりというのは、稼ぎやすいのですが、「知らない・わからない」それだけでリスクになる程、情報や学びが必要なビジネスです。いつ警告やアカウント停止になるかわからない中、手探りで進むしかないという苦しい状況の方も少ないのではないでしょうか?わからない事がありましたら、公式LINEの方に質問をしてもらえたらと思います。