今回は、せどりビジネスでの【お金が入ってくる】タイミングと【お金が出ていくタイミング】について解説していきます。
せどりを始めた最初の段階において最も意識してもらいたい事がキャッシュフローになります。そのキャッシュフローを健全に回していく上で入金と出金のタイミングを理解していること大変重要です。
ざっくりでしか考えていなかったかも・・・
この記事をきっかけにお金の出入りを理解しようね!
1.金の出入りのタイミングを理解する
この表にまとめました。
クレジットカードの「締め日と支払日」
これは必ず押さえましょう。末〆の翌月27日払い、15日〆翌月10日などです。
末〆の翌月27日払いの場合
7/1~7/31に仕入れた商品の代金は、8/27に引き落としされる。このようなイメージです。この場合、8/27には商品の売上が入金されている必要があるということです。
お金が入ってくるタイミング
ここではAmazonの入金タイミングについて説明していきます。
この表を見て、確認していきましょう。
<説明>
1.まず、7/26にAmazon登録をした人のパターンとします(Amazon登録日)
2.Amazonは2週間おきの集計サイクルですので、9日が締め日です。(14日後初回締め日)
3.その3日後、売り上げの約50%がまず入金されます。(売上金の50%入金)
4.次回の締め日は23日です。(次回締め日)
5.その3日後に売り上げの50%と前回の引当金が入金されます(売上金の50%+前回の引当金入金)
注意点
実際に売上金が銀行口座に入金されるのは、締め日から3日後になります。この場合の3日後とは、「土日を除いた営業日」の3日後になります。つまり、実際に入金されるまでには登録日から17日間必要となります。
また、引当金という制度があって、2週間のサイクルとはいえ、資金を留保されるのはAmazonの特殊なルールです。
2.仕入れを起こすタイミングを理解する
さきほどの表にて、7/1から7/31の仕入代金は、翌月8/27に支払うとありましたが、ここで気づいてほしい事があります。
【7/1】と【7/31】それぞれに仕入を行った場合、商品現金化をすべきタイミングが大きく違ってくるという事です。
例えば、
7/1に仕入れた商品
⇒8/27までに現金化すれば良いので、58日猶予があります。
7/31に仕入れた商品
⇒27日しか猶予がありません。
全然違うのがわかりましたでしょうか?
ここで、小資金の戦略として有効なのは、クレジットカードの集計開始日(月初め初旬)に仕入量を多めにする。ということが挙げられます。これによって、万が一回転が悪い商品を仕入れた、思いのほか回転悪くて売れない、などの場合のリスクヘッジができます。
加えて、仕入タイミングに比重を分けることで、1ヵ月のせどりのスケジュールを組み立てやすくなります。
例えば
月初:仕入を多くする。
月の真ん中:自信のある商品だけ仕入する
月末:翌月の序盤に仕入れる商品のリサーチに力を入れる
3.売るタイミング(期限)を理解する
ここからは売るタイミング期限を理解しようというパートになります。その為には、Amazonの入金スパンを深堀する必要があります。
先程のカレンダーを見てみましょう。
9日までに販売していたら12日・23日と別れて、売上金の100%は入金されますが、10ー23日の間に販売したら、1ヵ月以内に売っているはずなのに、売上の50%しか入金されていない、という状況に陥ります。
このことからも、一般的に一か月以内に商品を売って現金化するのがセオリーとは言われてますが、安全なキャッシュフローを突き詰めると、一か月ではありません。
7/1に仕入れたものなら、最大45日の猶予
月末7/31に仕入れていたならば、9日の猶予しかない
加えて、仕入れてもすぐに販売できるわけではありません。商品登録しなければなりませんし、納品手続きも必要です、FBA倉庫に送って、到着するまでにもタイムラグが発生します。
そこも加味したうえで、仕入計画を立てないといけないのをしっかりと理解していきましょう。
Amazonに入金リクエストしたら早期に振り込まれますので、キャッシュフローと相談した上で実行しましょう。
最後に
今回説明した内容は、せどりを始めた段階であれば非常に重要なことです。必ず今回説明した【お金の入出金タイミング】を理解し、ビジネスの守りを固めていきましょう。