今回の記事はAmazon出品の大口登録・小口登録について解説します。Amazonは強力な販売先です。そこで出てくる問題が、大口出品登録にするか、または小口出品にするかです。実際それぞれ全然違いますし、とても迷うと思います。
今回はそれぞれのメリット ・デメリットについて徹底解説するよ!
大口登録・小口登録の比較
人それぞれ、目標もせどりに確保できる時間も異なります。サラリーマンの方、主婦の方、学生の方、それぞれ違います。
どちらが自分に合っているのか、参考にしてください!
月額固定料と手数料
月間登録料は大口出品が4,900円(税別)小口出品が0円です。
小口登録だと無料なら、小口にしよう!
ちょっと待って!注意すべきことがあるよ!
小口出品には、基本成約料という手数料が発生するよ!
小口出品は基本成約料として、1個商品が売れるごとに100円かかります。大口出品にはこの手数料はかからず、無料です。
つまり、月に50点以上売れる・売る予定がある方は大口登録をしていた方がお得になります。49点以下の場合であれば、小口登録がオススメです。
購入者へ提供できる決済方法
大口出品は、支払い方法が8種類あり小口出品より3種類多いです。キャッシュレスの普及が拡大している時代ですが、クレジットカードで支払うことに抵抗がある人は、まだいらっしゃるかもしれません。そんな方は、現金で支払う「コンビニ決済」「代金引換」がある大口出品だと利用しやすいでしょう。そのため現金で支払いたいと思っている方は必然と大口出品の商品を選び、購入されるでしょう。
新規出品
新規出品ができるのは、大口出品のみです。新規出品とは、Amazonの商品ページに出品されていない商品を新しく登録することです。小口出品では、販売したい商品がすでにAmazonで出品されていた場合、新規ページを作るのではなく、既存ページに相乗りする形で出品しなければいけません。新たなカタログを作ることは、初心者はすることはほとんどないと思いますので、頭の片隅くらいに置いておいてください。
出品カテゴリー
小口出品の出品商品の中には、カテゴリーが制限されているものがあります。下記7つのカテゴリーは小口出品で制限されていますが、大口出品で申請を出せば、このカテゴリー商品を取り扱うことができます。
- 時計
- ヘルス&ビューティー
- アパレル・シューズ・バッグ
- コスメ
- ジュエリー
- 食品&飲料
- ペット用品
上記のカテゴリーの商品を出品する予定がなければ、デメリットにはなりません。ただ、オールジャンルでやろうとしているのであれば、先程のカテゴリーを頭に入れておかなければなりません。
自己発送の送料設定
大口登録をしていると、送料設定は自由です。それに対して小口は、自由ではありません。Amazonに指定されています。
これは特に本せどり、雑誌せどりの時に不便になります。
2.小口出品を選ぶべきなのはどんな人?
あれ?大口出品の方が、機能がたくさんで制限なくできるんだな!大口にしよう。
本気ではやろうとは思うけれど、ちょっと不安よ
本当に売れるのかは、わからないよね?
月に4,900円(税別)の固定費がかかるのは、不安要素ですよね!
では小口出品を選ぶべきなのは、どんな人でしょうか?特徴を以下の3点にまとめました。
小口出品の方が良い人
- 売上個数の予定が、月に49個以下。
- 出品の仕組みを理解したい。
- 出品制限があるカテゴリーに出品する予定がない。
お試しでAmazon出品を行いたい人や個数を売るつもりがない人は、小口出品でも大丈夫だと思います。しかし、大口出品と同じように販売手数料がかかってしまったり、FBA発送を利用する際は手数料がかかるので注意してください。
ただ、今はグローバルセリングという制度があります。Amazonで大口出品登録をすると全世界のAmazonにも勝手に登録される。これは何が起こるのかというと、他の国のAmazonに登録されているために、アカウント停止になってしまうという事例が起きてます。それに加えて39ドルくらい毎月取られます。その対策としては、まずは小口登録をし、途中で大口に切り替える形にすると回避できます!
最後に
様々な項目で違いを説明していきました。大口出品・小口出品それぞれでメリットとデメリットが見えてきたと思います。
■大口出品
- 月に50個以上販売する。
- 各種ビジネスレポートを見たい。
- 配送料金、お届け日時を設定したい。
■小口出品
- 月に49個以下販売する。
- お試しでAmazon出品を行ってみたい。
- 出品したい商品の中にカテゴリー制限に該当する物がない。
出品する商品や商品数などで大口出品がいいのか、小口出品がいいのかが変わってくると思います。大口出品・小口出品は変更することも可能なため、運営を行ってみてから変更するという手もあります!