【初心者必見!】初心者の99%が陥る罠。やりがちなミスを解説。

今回はせどり初心者がやりがちなミスについて説明します。多くの初心者が躓くであろう大きな失敗を回避することができるように、無駄な失敗をせずに最短ルートで成功していくヒントを得ることができるような説明をしたいと思います。せどり副業の方も、せどりをスタートしたときに大半が通る失敗なので、疑似体験することができます。

最後までご覧ください!

館長

せどり初心者がやりがちなミス

マルチタスク

初心者の方は、なんでもかんでもやりたがるところがあります。いろんなことに手を出しすぎて、どれも結果が出ないことが多いです。youtube/twitterでも手法は多く紹介されています。ドンキせどり・コストコせどり・ブックオフせどり、このようにたくさんの手法がありますので目移りする気持ちはよくわかります。私も過去に陥った罠です。マルチタスクは結果は出ないのにやることが多くなってしまうので、どうしても時間・体力を削られて、消耗していきます。そして、陥った人は必ずこう言います。

せどパンダ

せどりって、全然稼げんっちゃけど!!

まず言っておきます。複数の事を同時に行って、最高の結果を出すことは、せどりの天才でも至難の業であると思います。わかりやすく言えば、陸上のウサインボルト選手。彼は100mは無双なくらい強かったですが、400m・800mもNO1だったのか?そうではないですよね?故に、このマルチタスクというのは本当に気を付けなければなりません。

せどパンダ

じゃあどうすればいいの?

一番効果があるのは、環境を変える事!!

館長

私の場合は情報を遮断しました。具体的には自分がこれと決めた手法以外のメルマガ・動画や頻繁にくるLINE@などををシャットアウトしました。そうすると、格段に集中力が増します。やるべき課題や重点項目というのを把握できるようになりました。効果がなければ、また設定を変え、情報受信すればよいだけなので試してみてください。

損切できずに不良在庫がたまる

これはよくある事です。Amazonでの最安相場が価格競争によって下がっていくと、初心者がどうするか?

せどパンダ

いずれ上がってくるだろうから、この在庫は寝かしておこう!

いやいや。それ上がらないよ・・。
基本的に下がることが多いよ。

館長

これどういうことかというと、商品の相場は日々変動していきます。そうすると値下げ競争も当然起きてくるわけです。しかし、また相場が戻ってくるだろうと予測して戻るまで売らずに置くということをを『寝かすと言いますが、わかりやすくいうと、夏前に安い相場でヒーターを買って、寒くなる冬に適正な相場で売る。このようなイメージです。これは上がる根拠があります。だから寝かしといえるんです。根拠のない寝かしは「ただの不良在庫」になります。

値下げ競争がおきたとき、すぐに売り切れればリスクヘッジできますが、初心者はそこで根拠のない寝かしをしてしまいます。そうなると、どこまでも下がり、時間が経ってしまい、キャッシュフロー的に売ろうとなったときには、大損となってしまうのです。私も過去にありました。損して売りたくないし、そのうち価格が戻ると思い、在庫金額250万くらい溜まってしまい、ある日、現金が無くヤバイと気づきました。その時にはせどり事業撤退寸前という大ダメージを追うので、これは本当に気を付けた方がいいです。せどりを撤退する人の理由で多いのが、儲かってるはずなのに支払いが間に合わない。いわゆる黒字倒産です。これが現実です。

その根本の原因が「損切できずに、不良在庫がたまる」ということなんです。せどりを始めたばかりの段階だとまだ現金資金も多くなくて、クレジットカードでやりくりすると思います。しっかりクレジットカードの支払日までに現金化できるように、逆算して販売をしていくことが大事です。

売れない商品を仕入れる・妥協仕入れをする

単純な価格差だけで商品仕入判断をしてしまうのは、あるあるな失敗例です。せどりをやっていくとせどりのベテランの方は、ユーザー・出品者の推移・グラフの違和感など多角的に商品を見て、仕入判断をしていきます。Keepa以外の情報も仕入判断要素にいれていくと精度は上がってきます。全部やっていくのは初心者のうちは難しいと思うので、まずはKeepaを正しく見る力を付けることが大切です。Keepaの見方のような動画って色々あるので、そちらを参考にされるといいと思います。

そして、妥協仕入れ。これ実は、私過去にしていました。どういうことかというと、例えば6〜7時間、店舗せどりをして、体力も時間も気力も削って、なん店舗も回るけど、全然利益商品が見つからない。一つも仕入れる商品がない。このような状況になると、『これ微妙やな・・・下手したらすごい値下がりするかも?』このような危ない商品にも手を出してしまう。妥協して仕入れてしまう。このようなことありました。このように妥協仕入してしまう人、大切なのは仕入基準を設定して、そしてその基準を守ることです。物販ビジネスの前提として、クレジットカードの支払いに間に合わせるように、売上を着金させる。そして、利益をとる。という普遍の流れ。そこから逆算して、基準を考えていくと、

1.1ヵ月以内で売れていく、回転のいい商品。ランキング基準を入れるのをお勧めします。


2.損切する事を想定して、低い相場のときでも最低利益プラマイ0にすることをお勧めします。


このような基準であれば、大事故は防げると思います。

仕入基準を明確にするというのも大切です。どんな手法で今後やっていこうと、Keepaを見る力はせどり界では万物の法則のようなものなので、しっかり力を付けていきましょう。そして妥協したらだめです。

1商品の大量仕入れ

いわゆる縦積みと言われるものです。縦積みは良い部分もありますが、かなり危険でもあります。例えば、10種類1個ずつ仕入れて、2種類損切しても、他の8種類は利益が出るので、黒字になる。これはリスクヘッジできています。しかし、1種類を縦積みして、それが価格競争にあい、赤字になってしまったら、もう地獄です。1種類の商品を大量仕入れするとき、単純にKeepaだけの情報で判断できないのです。そもそもKeepaの理解度が限りなく高いレベルであるということは前提になります。その上で、メーカーの生産量はどうなのか?全国一律セールじゃないのか?その商品を欲しい、という声はどれくらいあるのか?多角的に分析して、そしてGOする。これが縦積みするときの流れになります。

これを、初心者のときにできますか?なかなかできないと思います。なので、少量仕入てテスト販売してみて、リピートでまた仕入れるというのを徹底した方が絶対にいいと思います。つい初心者の頃は、「やべ、これバリ儲かる。全部いこう!」と浮足立ってしまう気持ちはあると思いますが、これはかなりあるあるなことなので、注意していきましょう。

FBAの発送後回し

せどりはクレジットカードの引き落としまでに、売上を現金化していくビジネスです。仕入れた商品を1ヵ月以内に売らないといけません。クレジットカードを使って仕入れをして、FBA発送するまでの期間が長くなってしまうと、現金化するタイミングが遅くなってしまいます。せどりしてくと仕入が大事で発送は後回しになってしまいがちですが、ゴールは仕入れたものの現金化です。そこを意識しないといけません。それともうひとつ問題があります。相場が上がることはそんなに多くありません。基本下がっていくものが多いです。あくまでもその時の仕入は、そのときその瞬間の相場であり、その相場が1週間後2週間後も担保されることはありません。相場は生物なのでスピード感をもって、納品していきましょう

オリジナリティを出してしまう

最初にやるべき型というものは、存在します。先ほど話したような、極力リスクが少ないようにする・Keepaをしっかり見る・キャッシュフローを最優先する。というのがベースになっています。しかし「人は人、俺は俺やけん、我が道をいく」このように無謀で根拠のない挑戦をしてしまうのです。最終的には、独自の手法とか差別化というのは非常に重要になるのは間違いないのですが、せどり初心者のうちは、経験量も知識量もありません。このような中オリジナリティを出したとしても、それは失敗してしまいます。流れとして、基本的な型っていうのを身に着ける、経験量・知識量を蓄える、少しずつテストしていきながら独自性を出していく。これは必ず守ってほしいです。

最後に

今回は「 初心者の99%が陥る罠」という事で紹介しました。せどりというのは、今回話したような気を付けるポイントを押さえておけば、副業・専業どちらでも、すごく稼ぎやすいビジネスにはなるのは間違いないです。しかし失敗が重なり、ドロップアウトする人が多いのも現実です。今回の記事を見て、する必要のない失敗・大けがに繋がる失敗をさけることができたら非常にうれしいです。


-◆コラム